「戦国武将の子育て法」
勝てばさらなる富と力を得、負ければ一族もろとも滅亡するというドラスティックにして非情な戦国時代に身を置く武将たちは、自分の子供や後継者をどんな風に教育していたのでしょう?当時と現代とでは社会常識や環境が全く異なる訳ですから、それをそのままマネしようということではありません。しかし、武将たちの教えの中には「先を読む」「機転を利かせる」などといった現代人にも求められる才知の大切さが強く込められています。これらを教育に活かす判断材料の一つとして、親御様方や教育関係者の方々には聞いていただきたいのです。様々な古記録を元にエピソードを紹介し、彼らの〝教育法〟や、その真意、目的などをわかりやすくお話しします。エピソードには、織田信長、徳川家康、黒田官兵衛、毛利元就、北条氏康、今川義元など、ドラマや歴史バラエティ番組でもよく取り上げられる人気武将、有力武将たちを選びます。